2006年02月

2006年02月28日

学力向上には電子ホワイトボード&中間モニタは必需品

h_tanakaさんのブログでスマートボードのことが書かれていましたので、私も、この話題についていこうと思います。

本校にもスマートボードが3台あります。
1台目は次世代ITを活用した未来型教育研究開発事業(学校インターネット3)で配付されたものです。
この研究期間中に何回も活用させていただき、その便利さを知りました。
これが切っ掛けとなって2002年にはLL教室(CALL教室)にも学校独自に購入しました。

本校のスマートボード本校パソコン教室に設置されたスマートボード

今年度(平成17年度)4月には新しく更新されたパソコン教室にも設置しました。

私の情報科の授業では、できるだけいろいろなことを教えてあげたいというサービス精神が裏目に出て、それまでの授業評価では「1時間(実際は50分)びっしり説明なので分かりにくい」というものが結構見受けられました。

教える方の立場からすれば、「しっかり聞いて、自分なりにメモを取りながら聞いていればそれほど難しくないだろう」、「必要になったら自分なりのメモを見ながらやればできるだろう」、「他の教科では講義スタイルで50分ぶっ続けというのは普通であろう」などと思います。
また、「何回も結構繰り返し説明しているので、そのうちのどれかで理解できるだろう」とも思います。

しかし、今の生徒は『比較的受け身であり』、『指示待ちのものが多い』ようで、自分で資料を調べながら使っていくというのが苦手なようです。

そのようなことが原因して昨年までの授業評価が悪かった(特にここのところ1、2年間)ようですが、自分の授業(情報科)で使っているパソコン教室でも、今年からスマートボードと中間モニタが利用可能になりました。
私の解説を聞きながら、それを参考にして同じ作業(練習用課題)を追体験したり、自分なりの課題作成などに活かすことができるようになりました。

その結果、私の情報科の授業に対する『授業評価』は劇的に変化し、「分かりやすい」、「質問したらすぐに答えてくれる」など肯定的な評価が圧倒的に増えました。

今回、ここで紹介したことは情報科の授業でのことですが、一般の授業でも同じことがいえると思います。

『学力の向上を目指すならば、情報科に限らず一般の教科でもスマートボードなどの電子ホワイトボードの類は絶対的な必需品』と思います。

さて、この関連での話題をもう一つ提供します。

すでにこのブログにも紹介したかもしれませんが、昨年8月に『平成17年度ITを活用した指導の拡充のための指導者の養成を目的とした研修』という長い名前の研修に行きました。

このときにもスマートボードを紹介されたのですが、ここに集まってきた教員は全国でもITを推進する立場の方たち(情報科教員(+数学科教員・理科教員))が多かったわけですが、スマートボードの便利さを初めて見て、「おーっ」と歓声が上がったことがありました。

私やh_tanakaさんなど、このブログを訪れていただいている先生方はすでに使われている方が多いと思いますが、まだまだ初めてであるというかたも全国には多いということをこのときに実感しました。

各行政機関もこのように便利な機器(スマートボードに限らず電子ホワイトボードとい意味)を積極的に導入する後押しをして頂きたいと思います。

あと、東京都は校内LANの敷設率が非常に低いといわれていますが、普通教室へのLAN拡張などにも尽力していただきたいと思っています。

2006年02月27日

月曜日は私も6時間授業(情報科の授業が6詰め)

本日、月曜日は毎週6時間授業です。

生徒は当然ですが、今日の話題は私のことです。
時間割の関係で、月曜日は6時間授業なのです。

3学期に入っての情報科の授業はWebページの作成実習を行っています。

ヴァーチャル・プレ・スクールトリップ・イン・Parisと銘打って修学旅行ネタでWebページ作成実習をしています。
本日の授業はMet's BannerとMet's PhotoCREWというソフトを使ってWebページの素材作りです。

『ホームページへ』とか、『NEXT』、『BACK』などというリンクボタンを作成し、実際にその画像(リンクボタン)にリンクを設定するという実習です。
この説明をした後で実際の実習に入るのですが、今日はその前に次週の実習の『前振り』をしておきました。

「来週は自分のスナップ写真の写っているチップ(SDカードやスマートメディアなど)を持ってきて下さい」
その画像とパリの写真画像を使ってコラージュ(合成写真)を作成し、ヴァーチャルだけどパリに行った気分になろうという実習をします」という感じの追加説明をしておきました。

来週はコラージュを作成してパリに行ったつもりになる実習なので、今日以上に盛り上がるはずです。

時間数の関係でできないクラスも出てしまったことはひとつ残念ではありますが、私としても最後に楽しみにしている実習の一つです。

#『前振り』の時に家族旅行で北海道・富良野に行ったときに
 撮影した写真(私と妻の一応ツーショットの写真)を使って
 その写真とコラージュ後写真を見せたら結構盛り上がって、
 来週に掛ける生徒の意気込みはあがったようです。


パリ・コラージュ実習元画像パリ・コラージュ実習・コラージュ後の画像











フランス・フォンテーヌブロー城の庭園(左)・ヴァーチャルプレスクールトリップでフォンテーヌブロー城へ行ってきました(右・コラージュ)

2006年02月26日

RD-XS40のハードディスク換装(失敗談)

RD-XS40のハードディスク換装を試みてみました。

失敗談であるし、これを追体験する人はいないはずです。
しかし、「ここに書かれていることに挑戦してみよう」という場合には、お決まりの表現ですが、自己責任で行って下さい。
当然ながら、私もメーカーからの保証も何もありません。
既にこのDVD-HDDレコーダは古いものになってしまいましたから、私も壊れてもいいと思って行ったことです。

前置きが長くなりましたが、私のRD-XS40は1ヶ月前くらいにハードディスクを全く認識しなくなりました。
このようなときには、RD-XS40の初期設定メニューから『ハードディスクの初期化』を実行すれば復旧することは知っています。
しかし、今まで撮り溜めた映画やドラマ、NHKスペシャルなどのドキュメンタリーなど、大切なデータがなくなってしまいます。

以前の投稿にも書いたように、現時点で私は160GBのハードディスクを予備で持っていましたので、RD-XS40のハードディスク換装を試みてみたわけです。
結果的には失敗なので何の役にも立たないかも知れませんが、『こうするとできない』という事例にはなります。

上記、換装用のハードディスクは暫く使っていたものなので、パソコン上で物理フォーマットをした後に換装してみました。

RD-XS40エラーコード表示RD-XS40は基本的にはLinuxで動いているという話をどこかで見聞きした記憶があります。
民生機なのでOS部分はチップ上にあってハードディスクはデータのみを書き込むようになっているのかと考えて換装し、電源を入れてみたところエラーコードを表示してハードディスク自体を認識しませんでした。

従って、初期設定メニューから『ハードディスクの初期化』という作業もできませんでした。

RD-XS40ハードディスクRD-XS40内部のハードディスクは120GB(Seagate)が入っており、シールで封印がされています。

一応、封印用のシールを取らずに電源ケーブルとIDEのケーブルだけ外して換装用のハードディスク(WesternDigital製160GB WD1600BB)に接続してみました。
マスタ設定の他、ケーブルセレクトも試してみましたがダメでした。

容量が違うので認識しなかったことも考えられますが、私には本当のことは分かりません。
160GBのハードディスクを付けたものの、160GBのハードディスクとして認識されずに容量120GBのハードディスクとして認識されるという結果でもよかったのですが、残念ながらそれもできませんでした。
換装ができれば「RD-XS40内に入っていたハードディスク内のデータだけでもパソコン上で復活できないか」ということを望んでいました。
しかし、それができず、結局、換装はあきらめて元に戻しました。

今まで撮り溜めたデータをすべて削除する決意をしました。
電源とIDEのケーブルを元に戻した後に、初期設定メニューから『ハードディスクの初期化』という処理をして『購入当初の設定』に戻しました。
勿論、正常に動作してハードディスクに新しい番組を録画できるようになりましたが、DVD-RAMに移していなかった『大切なデータ』はあっという間になくなってしまいました。

HDDレコーダを使う上での注意を自分用のメモとして残しておきます。

情報科教員MTの教訓
*重要な録画データはDVD-RAMに吸い上げておかねばならない。

2006年02月25日

こんなページを発見(指名手配情報wiki)

昨日、Livedoorのトップページを見ていたら、指名手配情報wikiなるサイトが紹介されていた。

作成者がよく分からなかったがインパクトはある。

警視庁で作成されたものなのか、警視庁のページへリンクされており、それとほぼ同様のことが書かれている。

警視庁詳細という部分には手配犯の特徴が書かれている。

氏名手配犯であるからやむを得ないわけではあるが、一般人の写真がこのような形で公開されていったらどうなるかと考えるとゾッとする。
情報科の教員としては複雑な感じがする。

#警視庁作成のものならば、『作成者は警視庁である』というその
 ことも書いて欲しい感じがする。



2006年02月24日

祝・金メダル 荒川静香選手!!!

時差の関係もあり『ライブ』で見ることが辛いので、何となくオリンピックムードについて行けない私でした。

しかし、今朝の『荒川静香選手、女子フィギュアにて金メダル獲得』のニュースを聞いて、日本人として素直に嬉しく思いました。

最近のスポーツ選手の多くは、一様に「楽しんで参加したい」というコメントをする人が多く、私は何となく違和感を覚えていました。

荒川選手も「リラックスして自分を出し切りたい」ということは盛んにいわれていたようですが、その言葉とは裏腹に私には荒川選手にある種のハングリー精神のようなものが感じられました。
また、努力に裏打ちされた毅然とした態度というか、自信というか、一種独特の緊張感が感じられました。
私のような素人がテレビで見た印象だけですが、この辺が他の選手と比較して強く感じられたところです。

いずれにしてもおめでとうございました。
素晴らしかった、荒川選手、本当におめでとう!!!

『テクノラティ』その後(改め・『テクノクラティ』その後)

昨日、『テクノクラティというサイトも面白そう。 &  http://pingoo.jp/も。』という記事を書いた。
Web検索の過程で引っ掛かったページであり、これは『「情報科」か何かのキーワードで表示されたテクノクラティのページ』そのものが検索エンジンにクロールされたものである。
それを私が検索したのだろうと記憶している(昨日のことなのに、具体的な作業はすっかり忘れてしまった)。
そこには『テクノクラティ』と書かれていたように思うが、実は『テクノラティ』という名前が正しい名前だったようだ。
適当にコピー・アンド・ペーストしてこの名前を自分の記事に書き込んだようにも思うし、そうでなかったかもしれない。

いずれにしても、正確なサイト名は『テクノラティ』である。

前述のASCIIの記事を再度開いてみたが、やはり、正しく『テクノラティ』と紹介されていた。

しかしながら、私のうっかりで『テクノクラティ』と間違って認識したとしても、自分のことをそれほど笑うことはしなくてもよさそうだ。

『テクノラティ』で『テクノクラティ』というキーワードを入れて検索すると、私と同様に『テクノラティ』を『テクノクラティ』と勘違いした人の記事が本当に沢山出てくる。
失敗の弁解をするつもりはないが、『テクノラティ』という名前は、我々日本人にとっては認識しずらいものであるということがいえるのかもしれない(勘違いして、頭の中で読み間違いした人がこれだけいるとなると満更でもなさそうな気がしてくる)。

名前はともかくとしても『その機能』は秀逸であり、キーワードで検索されたサイトが新しい順に表示されてくる。

少し話が逸れるが、情報科の世界では極めて有名な、あの柴田功先生のブログ(今年2月17日に初公開されたもののようである)も検索できた。
柴田先生のブログは公開して日数があまり経っていないので、柴田先生制作のWebページ(情報科.netなど)と比較すれば、恐らく認知度はまだ低いと思われる。
しかし、『テクノラティ』や『その他のサイト』にping送信されていれば検索される可能性は高くなるので、やはり、 『PinGoo!』というサイトも含めて極めて重要なサイトの一つだと思った。

記事の訂正(名前の訂正)を兼ねて、使用報告を書いてみた。

#最初に書いたものが、このようにしばらくの間残るという
 ことは最初から正確に書かなければならないということで
 ある。
 今までは『とりあえず書いてしまって後から修正し、完成
 度を高めていこう』という書き方をしてきたが、これはあ
 まりよいことではないのだと実感した。
 但し、このスタイルを正常にするということは、私にとっ
 てはなかなか難しそうである。


2006年02月23日

テクノクラティというサイトも面白そう。 &  http://pingoo.jp/も。

Web上を検索していて、ひょんなことからテクノクラティというサイトを発見した。
はてなのようにキーワードをタグとして多くのサイトを登録していき、それを共有していくという感じのソーシャルブックマークサイトである。
ちょっとメモしておこうと思う。

この記事には訂正事項があるのでこちらもどうぞ。

テクノクラティ
  http://technorati.jp/

タグの付け方
  http://syndication.jp/contents/tags/

PINGの送信

  http://technorati.jp/developers/pingconfig.html

#以前の投稿にも書いた月刊ASCII2006-02月号の『ネット系
 無償サービス &ソフトのパワー』という記事を再度眺め
 たところ、このテクノクラティというサイトの紹介記事も
 書いてあった(読みが足りないと思った)。

話が少しそれるが、ping送信についても有用そうなものを見つけた。

Xoopsに関する検索をしていて、あの有名な『http://www.chushokigyo.net』に行き着き、そこの記事中に書いてあったことで興味あることを見つけたわけである。
つまり、以下のping送信についての記述である。

PING自動送信サイト
  http://pingoo.jp/

こちら(PING自動送信サイト)に関しては、とりあえず登録してみたが、さて、どんな感じになるだろう。

紹介元の記事はここ
    http://www.chushokigyo.net/modules/weblog/details.php?blog_id=127
である。

2006年02月22日

GIMP勉強中

Linuxの教育利用を目指して、Linuxを主体とした情報教育遠隔講座(MT版)を制作中です。
勿論、座学や情報モラル教育など、スキル以外のところも書いていく予定ですが、まずはGIMP講座を書いています。

画像処理に関してはWindows上のPhotoCREWを普段は使っています。
GIMPはまだまだ自由自在には動かせませんが、少しずつ分かってきました。。
自分で勉強しながら、この講座を制作中をしています。

GIMP勉強中です。


2006年02月21日

MySQLデータのバックアップ

今、自分のXoopsサイト『教育情報教育遠隔講座(MT版)』のMySQLデータのバックアップを考えています。

Web上を検索して、役立ちそうなサイトをメモしてきました。

上のものは前回、tinyDの使い方が美しかったサイトのうちの一つです(3つのサイトをピックアップしてきたのですが、結果として同じ管理者の方が制作されているものでした)。

下のものはコマンドラインからの操作方法が記されています。

これから私がやりたいと思っていること、そのものズバリですから、どちらのサイトの情報も本当に役立ちそうです。

http://affiliate-field.net/modules/tinyd4/rewrite/tc_8.html

http://programnet.hp.infoseek.co.jp/database/backup.html



will_pwr at 23:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)MySQL | Xoops

2006年02月20日

BB codeを使ったのですが・・・

ここのところtinyDを使った静的コンテンツ作成に取り組んでいます。

昨日、BB codeというものを使ったのですが、本日、その動きを見たらリンク先のページを表示するときに、すべて別ウィンドウを開いての表示でした。
気が付いたらウィンドウの嵐です。

BB codeを使ってリンクを張ったときに、別ページ(別ウィンドウ)として表示せず現在のウィンドウに表示できるようにするためには、設定を一部変更しなければならないというページを見つけました。

http://xoops.jp/smartsection+item.itemid+132.htm

しかし、面倒そうなのでどうしようかと思案してしまいました。

思考が停止していたのですが、よくよく考えればBB codeを使わなくてもHTMLで記述できます。
『<
a href="HTMLファイル名" target="_self">リンク先についての説明</a>』で済んでしまいます。

ちょっと手直しをしました。
まだまだコンテンツはほとんどありませんが、とりあえず、GIMPのテキストだけでも完成させようと思います。

2006年02月19日

tinyDについて(昨日と本日の作業まとめ)

まだ、完全に理解しているわけではありませんが、tinyDを使って静的コンテンツの作成を研究しています。
昨日と今日の午前中に行った作業についてまとめておこうと思います。

イメージマネージャによる画像取り込み1まず、イメージマネージャで画像を転送します。
画面上の必要な欄に画像の名称やファイル名を入力し、送信ボタンを押します。









tinyDによるコンテンツ作成1次に管理画面にて、該当するtinyDアイコンをクリックし、左の画面を表示します。









イメージマネージャによる画像取り込み2HTMLもしくはBB Codeを用いてコンテンツを作成します。

事前にイメージマネージャで登録しておいた(読み込んでおいた)画像をこのコンテンツに取り込むには、イメージマネージャのボタンを押します。

ここでは1枚の画像しか見えませんが、複数の画像が登録されていればその数だけ画像が表示されます。

この画面右端の3つのボタン(左寄せ・センタリング・右寄せ)のうちひとつを選択しボタンを押せば、その画像が表示できるようになります。


tinyDによるコンテンツ作成2コンテンツの作成が済んだら、送信ボタンを押します。









tinyDによるコンテンツ作成3左の画面では先に作成済みのものの他に、新たに一つコンテンツが追加されたことが分かります。


















*tinyDに関して新たに分かったこと*
1.通常はtinyD0というディレクトリ毎アップロードし、Xoopsの管理画面からインストールしますが、このディレクトリ名は固定ではありません。

そのコンテンツに関係したわかりやすいディレクトリ名にしても構いません。
今回、私はGIMPに関する解説文(テキスト)を作成したかったので『GIMP』というディレクトリ名に変えてからアップロード並びにtinyDのインストールをしました。

インストール後にディレクトリ名を変えるのは、不都合が出てくるようなのでできませんでした。
  
2.tinyDは一つのモジュールだけインストールすればよいという使い方の他に、複数のtinyDをディレクトリ名を変えてインストールすることができます。
一般的にtinyDを用いてメニュー表示したり、コンテンツ作成をする場合には複数のtinyDをインストールして使うようです。

私も現時点で3つのtinyDをインストールしましたが、そのうちの2つは『tinyd0』というディレクトリ名を別のものに変えてインストールしました。
  
3.tinyD0、tinyD1、tinyD2、tinyD3という感じでディレクトリ名を付けて通常はインストールしますが、ひとつのtinyDモジュール(つまり、tinyD0など)で管理するコンテンツには階層構造が使えません。
tinyDには階層構造を管理する機能はないそうです。
  
4.ひとつのtinyDモジュールで複数のコンテンツを管理できます。
複数のページを作成することができます。
一つ一つのコンテンツはidと呼ばれる番号で管理されます。
  
5.インストールできるtinyDモジュールの数に制限はないそうです。
『カスタマイジングxoops』には100でも1000でもインストールできると書かれいます。
サーバの能力との関係はあるかと思いますが、仕様的には制限はないようです。

その他、ページラップという機能やmod_rewriteモードという使い方もあるようですが、現時点では私の確認したことはここまでです。


2006年02月18日

tinyDの研究少し進展

今日はXoopsサイトの更新以外にいろいろなことで時間が取られましたが、帰宅後tinyDの研究をしてみました。
投稿にあまり時間は取れそうもないので詳細は後日にしますが、やりたいことはできるようになりました。






1.画像のアップロードはイメージマネージャを利用して行えばよいということを理解した。
  
2.TinyDを利用して多数の静的コンテンツ同士にリンクを張る方法を理解した。
  
3.まだまだ未完成ではあるものの骨格だけはできた。

#ページラップという機能を使った方がよいみたいですが、今日の
 作業はページラップを使わない方法で行ってみました。

2006年02月17日

Customizing Xoopsを購入

今日、学校帰りに阿佐ヶ谷の『書楽』に寄って、『Customizing Xoops』を購入してきた。





TinyDの制作者であるGIJOE氏とocean-netで有名なmatchan氏の共著である。

中は『外部モジュール・TinyD』の解説に17ページ使ってあり、その他のモジュールとして『xhld』が紹介されている。
他のXoops本とはひと味違う感じがする。

セキュリティ面に関しても言及しているところが特徴のXoops本でもある。

これからじっくり読んでいきたいと思っている。

『SEの読書術』を読了!!

2月14日、学校帰りに書店(正育堂書店)に立ち寄り、『SEの読書術』という本を購入した。
何となくパラパラめくって内容が気に入ったので購入することにしたわけである。





私は知らない方たちばかりであったが業界の方々(恐らくこの業界では極めて著名な方たちなのであろう、社長さんであったり、副社長さんであったり、大企業の部長さんであったり)、10人の読書術が紹介されている。

文体からすると出版元である『技術評論社』の編集者が、一人一人の方に対してインタビューし、その会話部分をまとめたという感じがする。
各人が主張されていることは相反するものもあるが、共通しているものもある。

全てを覚えているわけではないが印象に残ったことを列挙してみた。











1.まずは著名な本を読む(原典にあたる、原典を読む、本物だけを読む)。
2.本の知名度より、信頼できる人の本を読む。
3.原典から派生した本は疑いながら読む。
4.原典といわれる本が数冊ある場合には全部買い込み1冊は隅から隅まで読む。
あとは差分だけを読んで全体感をつかむ。
5.読んだ本のことを人に話す(興味が同じ人からいい本を知る)
6.本には投資する(趣味の本ではなく、仕事用の本、自分のスキルを上げるための本なのでお金を惜しまない)。
7.本当に必要な情報は、ネットよりも本で情報を得る。
(これに関しては反対の考えの方もおり、本の情報は出版した瞬間から古くなるのでネットの情報を大切にするという主張もある)
8.仕様書にあたる(人が書いたものでよく分からないものは仕様書を読むのが一番である)。
9.検索エンジンを使って必要な情報を素早く手に入れるためのテクニックが重要である。
10.専門以外の情報もできるだけ仕入れる。

その他で外国人の速読(1日で分厚い本を読んでしまう)についての記述と、イギリス人の文化水準(教養)の高さに関する記述が印象的であった。
特に後者は先日読んだ、藤原正彦先生の『国家の品格』にも、同様のことが書かれていたことを思い出した。

1回2日で2回読んだ。
一人で話している感じの文体であるが、会話調の文体なのでどんどん読み進めることができた。

一回目は読んだだけ、2回目はラインマーカーを引きながら読んでみた。
本日3回目を読んだが、3回目は読んだというよりもポイント、ポイントだけを目で追ったという読み方をしてみた。
同じような主張をされているページの端を折り込み、主張毎に折り方を変えてみるという変わった読み方にも挑戦してみた。
これは本日、私が編み出した読書法である。
このような何人かの話が載っている本の内容を読み比べるにはよい方法かも知れない。

2006年02月16日

tinyDの使用方法(研究途中です)

本校の『緊急時のお知らせ』ページは『tinyD』という外部モジュールを使っているという話は以前にも書いたとおりです。

『tinyD』というこのモジュールはいろいろと使い勝手はよいみたいなのですが、画面データなどをふんだんに使って作成した『具体的な説明』をしているページになかなか行き当たりません。

単行本も『<多機能なコミュニティサイトを作ろう!> XOOPS独習マニュアル
』というものにその解説が少し書かれていますが、肝心の部分の説明が省略されていてよく分かりません。
この本は、他のモジュールの解説も多く書かれており、よい本だと思いますが、『tinyD』の部分は、『絶対的に説明が必要な部分』についての説明がなく、この件に関しては私には役立ちませんでした。

開発元のページに書かれている『readme』も私には分かりにくい表現でした。
そのため、結果的には自分で動かしてみて機能を理解していくしか方法がありませんでした。
とりあえず、自分のやりたいことはできましたので、研究はそれでストップしていました。

昨日、Xoopsが利用されているサイトのリンク集(Googleで『Xoops 教育』をキーとして検索されたもののうち、上位 250件中、実際にXoopsで運用されているものの中から私の判断で68件を登録しました。ほとんど登録したはずですが、適当でないと判断したXoops活用サイト一部は登録しませんでした)を作成しました。

その過程で参考となるサイトにいくつも行き当たり、そのうちのいくつかには『tinyD』の使い方が美しいというものがありました。

例えば、

  生涯手帳.com  http://shougai-techou.com/

  楽妻で行こう! http://rakusai.biz/

  Affiliate-Field http://affiliate-field.net/

などです。

私が使っていた方法以外で『tinyD』の利用方法を、いま研究しています。
とりあえず、お手本であるサイトと同じようなことができる一歩手前まで来ました。
しかし、まだ次のことがよく分かりません。





1.画像の登録の仕方(通常の作業だと画像フォルダのアップロードにあたる作業)
  
2.フォルダを作成してHTMLファイルを整理しながら登録していく方法(通常の作業だといくつかに分類されたフォルダを個別にアップロードすることにあたる作業)

作者のGIJOE氏の書かれているXoos本は持っていないのですが、その本ならば詳細な『tinyD』の使い方が記述されているのでしょうか。
時間的に余裕がある時に本を探してみようかと思います。


2006年02月15日

ハードディスク関係

ハードディスク関係(物理フォーマットなど)で、検索していたところ非常に詳しいサイトに行き当たりました。

ハードディスク(HDD)の診断 修復 データ消去 - ハードディスク メンテナンス

    http://shattered04.myftp.org/

というサイトです。

LinkStation HD-HG160LANに入っていたウェスタンデジタル社のWD1600BBというディスクを物理フォーマットしました。

これを別の機械につけてみようと考えているのです。
今、考えていることは『全くメーカー保証外の作業』なので、上手くいったら再度、詳細を報告しようと思います。

2006年02月14日

『気になったブログ』・その2

先日の学習指導要領関係の記事を書く上でのWeb検索の過程で出会った次のブログを『気になったブログ』として記録しておこうと思う。

教育ニュース観察日記/ウェブリブログ
  http://cala99.at.webry.info/

今日はじっくり書く時間がなさそうなので、これだけにしておく。

2006年02月13日

Linkstationハードディスク換装失敗-->その後大成功!!!!

昨日、我が家のLinkstationのハードディスク換装を試みました。

元々160GBのハードディスクが入っていたのですが、訳あってこのハードディスクが必要となりました。
代わりにもう少し容量の大きいハードディスクに換えようと思い、事前に購入しておいた250GBのハードディスクに換装しました。
換装後、別マシンからインストール用CD-ROM内にあるセットアッププログラムを走らせたのですが、これがどうも正しい手順ではなかったようで現時点で認識しません。
該当のIPアドレスにpingを打つとレスポンスがあるのですが、ハードディスク(NAS)として認識されません。

今日はもう時間を取れませんので、失敗した事実だけを記録しておきます(実際の作業は昨日行ったものです。本日、再チャレンジしましたが進展はありません)。
行った内容は各種プログラムのアップデート、ファームウェアのアップデート(最初はVer1.49にして変化なし(というよりもアップデート自体ができませんでした)、次にベータバージョンの1.51b1)を試みました。

と、ここまで書いたのですが、最後のファームウェアのアップデート(ベータバージョンの1.51b1)は有効だったようです。

このブログを書いている間にアップデート作業は進展していたのですが、終わってみたら、認識しなかったハードディスクが認識できるようになっていました。
まずは一安心です。

2006年02月12日

KKS(教育家庭新聞ブログいいですね。

ひょんなことから知ったKKS(教育家庭新聞)ブログ

ここの編集長さんとは『上月情報教育財団』の活動報告(財団の紹介記事という性格のものでしたが、本校情報科の取り組みの紹介)を書いて頂いた関係で知り合いになり、時々メールで連絡を取り合っています。
また、教育家庭新聞社の新聞記事そのものも気に入っているので私は年間購読の契約をしています。

そのようなわけで教育家庭新聞社がブログを始めたことも知っていましたし、何回か記事にも目を通したことがあります。

改めて、じっくり読んでみるとその記事は秀逸という感じがしました。
流石に文章を書いて生活している方たち(物書きのプロ)の文章という感じがします。
先日、Web上を歩いていて見つけたのですが、特にレポートという部分は本当に最高です。
ひとつひとつの着眼点が素晴らしいと感じました。
読んでいて凄くいい感じですね。


2006年02月11日

デパートにて個人情報の怖さを知る

今日は、退院して暫く経った父親から「お見舞いに来てくれた人に『快気祝い』を送りたいので、デパートまで連れて行ってくれ」と頼まれました。

車を走らせ、両親と私と妻の4人でデパートに行き、『快気祝い』の商品を決定。

送る品物が決定したので店員さんに応対をお願いしたところ、送り先の方々の住所などをパソコンに入力するのは電話番号だけでした。
電話番号だけ入力すると、そこに住んでいる人の名前や住所などがたちどころに表示されます。
勿論、送り主の我々(実際は父親)の住所も電話番号を入れただけでした。
住んでいるのは両親ですが『この自宅』は私が購入したものなので、電話番号で出てきた名前も私の名前でした。
そこまでデータは正確なようです。

うちの年賀状作成ソフト(2000年から更新していません)は郵便番号を入れるとその地域の正確な地名が表示されるようになっていますが、これはもっと精密で個人が特定されます。

かつてどこかでそのようなソフト(&データ)が発売されたような『おぼろげな記憶』もありますし、どこかの年賀状作成ソフトのウリだったような気もしますが、正確には覚えていません。

本日、デパートでその機能を目の当たりにして、『便利さ』よりも『(個人情報がこんなに簡単な形で利用されていることに)恐怖』を覚えました。
単一の企業であるデパートが独自に入力して日本全国の居住者データ全てを作成したとは考えにくいですが、このようなデータが一企業の中で何の変哲もなく使われていることに情報社会の怖さが見えるような気がします。

#これを切っ掛けにこのようなソフト(及びデータ)の存在を調べてみたところ、1件製
 品名が検索されました。
 しかしながら、現在は販売されていないようでそのメーカーとその製品紹介のページに
 は行き当たれませんでした。

2006年02月10日

Vine Linux で漢字入力ができなくなりました。

私の職場には、基幹業務で動いているサーバ群(LinuxまたはWindowsサーバ)の他に次のものがあります。

個人的にLinux研究用に使っているクライアントマシンとXoopsで職員用のコミュニティサイト(FAQなどを提供)を目指しているサーバマシンの合計2台がVine Linuxマシンとして動いています。

さて、ふと気がつくとその内の1台(個人的研究用に使っているクライアントマシンの方)が漢字入力不能になっていました。

ひらがな入力まではできるのですが、スペースキーを押しても漢字に変換してくれません。
エンターキーを押すと、ひらがなのまま決定されてしまいます。
geditとviで漢字変換ができません。
最初は全ての漢字変換機能が使用不可になったのかと思いましたがemacsでは漢字変換できることが判明しました。
一部のソフトウェアでは正常動作しているものの、常用しているエディタはgeditなので不便でたまりません(気がつかないうちに、どこかで何かをしてしまったようです)。

何がいけないのか、私が分かる範囲で、手持ちの資料を参考にしながら、一つ一つ確認していくことにしました。

----------------------------
かんなサーバの動作確認
----------------------------
#cannastat
Connected to unix
Canna Server (Ver. 3.6)
No Clients
----------------------------

かんなサーバは正常に動作しているようです。

----------------------------
かんなサーバが動作していない場合
----------------------------
#cannastat
Error Disconnected
----------------------------

----------------------------
kinput2は正常に動いているか。
----------------------------
Vine Linuxのデフォルト入力メソッドはXIM
(参考:FedraCoreはIIIMF)

XIMではかんなサーバに漢字変換を依頼するソフトウェアが必要で、それがkinput2で、状態を確認するために次のコマンドを打ちました。

----------------------------
#kinput2 -version
kinput2 version 3.1(2002/10/03)
options : [wnn6][canna2]
----------------------------

gnomeのメニューバーから『アプリケーション』・『システムツール』・『サービスの設定』で確認しても、当然ながら『canna(サーバ)』にチェックが入っており問題はなさそうです。

何かバージョンの異なるソフトをインストールしてしまったか考え、synapticを起動して漢字入力に関係のありそうなところを調べてみました。

Applications/IMに分類されているソフト群の中で『Canna』と『libwnn6』というところだけがインストール済みになっています。
これはデフォルトでこのようになっているようで、別のVineLinuxマシン(学内Xoopsサイト構築用サーバ)も全く同じになっています。

ここで私の考えられることはストップしてしまいました。

少し頭を冷やしてから、もう少しsynapticの中を調べてみました。
結果的に、正常に漢字入力ができる『別のVineLinuxマシン(学内Xoopsサイト構築用サーバ)』と正常に漢字入力ができない『VineLinuxマシン(私の個人的研究用に使用しているクライアントマシン)』との違いは次のようであるということが分かりました。

上手く漢字入力できないマシンには

Desktop/Environment
uim
uim-aplet
uim-fep
Development/libraries
uim-devel

というカテゴリにある上記ソフトをインストールしてしまっていたようで、これが悪さをしていました。
このソフトをアンインストールしたところ、見事に元の状態に復活し、正常に漢字入力ができるようになりました。

お粗末な話を一つ書いておくことにしました。

#次回また別の機会にはまった場合には、この『お粗末な
 事実』でさえも私にとっては有用な情報となることでし
 ょう。

#私は、何気なく、そして何も考えずにインストールだけ
 してしまったuim ですが、これからのフリーの日本語入
 力システムはuim -anthy・scim-anthyなどが使われる傾
 向にあるそうです(次の機会にこの辺を考えてみたいと
 思いますが、今日はここまでにしておきます)。

2006年02月09日

次期学習指導要領の文部科学省原案について

2006-02-09の朝日新聞によると「次期学習指導要領(文部科学省原案・平成20年に告示・実施予定)では基本的考え方が『ゆとり』から『言葉の力』へ変わる」そうである。
現行の学習指導要領の基本的考え方は『ゆとり』と『生きる力』であるが、今回の記事では『生きる力』に関することは不明である。
『言葉の力』は確かな学力をつけるための基盤であるとという考えが基本理念としてあるという。

この考え方には私も大いに賛成であるが、実は今ひとつスッキリとこない。
確かに国語力の低下を感じているし、その重要性は私も同感で、かつて、ここにもそのことを書いた。

『新しい学力観』や『ゆとり』のときもそうであったが、総論では賛成(つまり、考え方には賛成)であるが、実際にそれを行ったときにどのようになるのかという各論の部分では問題が大きいと思っていた(ここではその具体的なことは述べない)。

今回の「言葉の力」ということに関しては賛成であるが、ここでは別のことを考えたい。
つまり、問題は文部科学省の考え方の揺れ(ブレといってもよい)にあると思う。

今までの『詰め込み』から『ゆとり』へ、そして今度は『ゆとり』から『言葉の力(確かな学力をつけるための基盤)』へと基本的な考え方を変えているわけである。
私は教員のひとりとして「文部科学省には、教育とは国家を維持し、反映するために必要なものであり、その実現のためには100年でも、200年でも揺るぎない根本原理を示して貰いたい」と考えている。
『教育は国家100年の計』と昔からいわれているように、少なくとも100年先を見据えた根本原理は必要かと思う。

『それがこれである』といわれてしまえばも元も子もないが、『日本の国家戦略としての教育とはこれである』という揺るぎのないものが欲しい。
私と同じことを思っている教員も多くいるのであろう、以下に示した『スクールミーティング』という資料には「学習指導要領について、成果が出たか出ないかわからない段階で、方針を変えないでいただきたい。」という意見も見られた。

情報科教員としては、『情報教育も極めて重要である』と日頃から考えているのであるが、存在基盤の弱いこの教科にしわ寄せがこないことも望んでいる。

*参考*

文部科学省中央教育審議会義務教育特別部会・議事録
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo6/gijiroku/001/05041201/011.htm

文部科学省中央教育審議会義務教育特別部会・配付資料
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo6/gijiroku/001/05041201.htm

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以下は2006-02-10の追記です。
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本日、届けて頂いた日本文教出版の教科「情報」メールには、この
発表に関する新聞社各社の記事へのURLが紹介されていました。
昨日、私がWeb上を調べたときには検索できませんでした。
毎日新聞社は記事を出していないという紹介文も含めて引用させて
頂きました。
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日本文教出版・教科「情報」メールより
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◆学習指導要領関連の報道(新聞各社)
・朝日 http://www.asahi.com/edu/news/TKY200602080564.html
・読売 http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20060209ur01.htm
・産経 http://www.sankei.co.jp/news/060209/sha008.htm
・日経 http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060209AT1G0803708022006.html
毎日新聞はこの内容に触れず(2月10日11時30分現在)。冷静な立場を
保ったととるか,単に取材できなかったととるか。情報科にとってはこ
のページのヘッドにある記事が身近。毎日新聞は以前から情報教育の取
材に力を入れている。
    http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/
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2006年02月08日

年賀状を使った『年記のすすめ』

既にタイムリーな話題ではなくなっていますが、私は毎年の年賀状に、『昨年、1年間に自分で行ってきたこと』や『家族の近況』などをびっしりと書きます。
私の中では年賀状は『日記』ならぬ『年記』になっています。

何故このようなことをしているかといえば、20年くらい前からコンピュータ出力による年画状作成を始めて数年後に、ある方(ある時期の恩師の一人)から次のようにいわれたことが切っ掛けです。
その方に「(おまえの年賀状は、全部コンピュータで印刷したものだが、)まるまる全部印刷というのはいかがなものか」と批評されたことによります(返信された年賀状の片隅に書いてあったものです)。

私だけではないと思いますが、毎年、年の初めに頂く年賀状の多くは味気ない挨拶の言葉だけが並んでいることが多いと思います。
「プリンターの印字では心は伝わらない」といわれたものの、毎年多くの方から頂く『手書きの年賀状』にも「あけましておめでとうございます」という挨拶文と「今年も宜しくお願い致します」とだけが書かれたものが多いことも事実です。
手書きでも皆同じ文面ばかりで、それ以外には何も書いてないものが多いものです。
このような年賀状を頂いても、ある意味では「これも余り嬉しくない」と思ったことが切っ掛けといえば切っ掛けです。

受け取り方は十人十色ですからどのように感じられても構わないが、少なくとも『この1年間』何をしてきたか、家族の様子はどうなのかなどが分かる程度のことは書きたいと思って始めたわけです(「何でこんな年賀状出しているのだか理解不能」というマイナスの評価も陰ながら聞こえてきますし、「あなたの年賀状は毎年、昨年度の振り返りがあって読むのが楽しみです」というプラスの評価も頂きます)。

私にとっては「人の評価はほとんど関係なし」で、最近は「通常の挨拶状としての機能以外にも自分のために年賀状を出しているのだ」という考えにもなってきています。
結果として、年賀状を利用したこの『年記』で、この年には何を行ったか、何に一生懸命取り組んだのか、結果としてどのような成果があったのかなどを振り返ることができます。

こんなことを考えて実践しているのは私だけかと思っていましたら、次のようなことが『教育家庭新聞のブログ』に掲載されていました。

  ●【レポート】「年賀状を反省に活かすコツ」 (2006年
          01月05日)

  上記タイトルの記事が書かれたWebページのURLは次の通
  り。

   http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2006/01/post_104.html#no01

私が日頃考えていたことと、ほぼ同じことを考えている方がいらしたということを知り、『年記』に対してますます自信がつきました。

#Web上を歩いていたら上記のサイトに行き当たり、同じような
 人がいるものだと感じ、少し書いてみた次第です。

2006年02月07日

Hordeというものを使っています。

私が作成している『情報教育遠隔講座(MT版)〜情報科教員MTのページ〜』はクララオンラインのレンタルサーバ『GIGA』を利用させて頂いております。
このレンタルサーバには『Horde』というWebメールが付いていて、これを私は使っています。

HordeにはWebメールの他、予定表(カレンダー機能)、メモ(ノートブック・メモ機能)がついています。
Yahooやgoo、Livedoorなど多くの企業が提供しているブログサービスやWebメールサービスにも同じようなメモ機能がついていると思います。

私は自分のレンタルサーバを借りてから、このメモ機能を使い始めましたが、使ってみるとこれも便利ですね。
思いついた時にちょっと、ここにメモをしておくとあとは何処ででもメモが見られて都合がいいです。
気になったページのURLなどをコピー・アンド・ペーストしておくと、次にそのメモを開いたときにはきちんとリンクが張られていて、さながらリンク集のような使い方もできます。

つまり、ある項目に関して調べたこと(例えば『Xoops』に関して検索エンジンで検索した結果)を、それぞれ、そのURLをいくつもコピー・アンド・ペーストすると、その項目(つまり、今回の例だと『Xoops』)に対するプチ・リンク集になります。

各プロバイダが提供している『メモ機能』は使っていませんが、恐らく同じようなことはできると思いますが、使ってみると結構便利です。


2006年02月06日

無料サービス、何をどうすればよいのか?(自分のレンタルサーバスペースとの関連)

ブログサービス、Webメールサービスなど、種々の無料サービスに加入し、自分のレンタルサーバスペース(有料)との関連も含めて、私が手を付けられる環境が非常に多くなってしまいました。
この使い方(どこに何を書いていけばよいかということ)に苦慮しています。

ちょっと列挙してみると次のようになります。

1.情報教育遠隔講座(MT版)を設置している個人的レン
  タルサーバ
  Webスペース(Webの他、Xoops上のブログ、Wiki、予定表
  機能(PiCal)、Hordeを利用したWebメール機能、予定表
  機能(カレンダ機能)、メモ機能(ノートパッド機能))
  などが利用可

  自分で契約したレンタルサーバなので種々の機能追加は
  可能

2.Livedoorのアカウント(Livedoor Blog、Livedoor Wiki、
  Livedoor Mailなど)
  このブログを書いているところですね。
  Wikiのできるブログサービスを探していて、Livedoorブ
  ログに行き当たり、現在まで利用させて頂いています。

3.land.toの無料レンタルサーバ(都高情研Xoops研修で作
  成した練習用サイト)

4.Yahooのアカウント(GeocitiesのWebスペース、MyYahoo!
  を利用したWebメール機能(100MBまで利用可)、カレン
  ダ機能、メモ機能(ノートパッド機能)、ブリーフケー
  ス機能(300MB利用可)、ブログ機能(テキスト容量制
  限なし、画像2GBまで)もあり)

5.@niftyのアカウント(B FLET'Sに回線変更したときに利
  用可能になったもの)
  Webスペース、ブログ、Webメール(20MBまで利用可、未
  読・既読に拘わらず30日間で自動的に削除)、マイキャ
  ビ(5MBまで無料)、マイキャビの中のシェアキャビ、フ
  ォトキャビ、メルキャビなどあり

6.B FLET'S with @Niftyに加入し4th Mediaを利用する関
  係で、FLET'S .net に加入
  このため、ファイル共有スペース(100MBまで利用可)、
  ビデオチャットも利用可能(但し、使っていないけれど
  ・・・)

7.はてなのアカウント(とりあえず、はてなアンテナと
  はてなブックマークを利用していますが、はてなダイ
  ヤリーやその他のサービスも利用可能)

仲間の情報科教員の皆さんは上手いこと分散して利用されているようです。
しかし、私はどこのサービスに何をおけばよいのか(書けばよいのか)現在迷い気味です。
非常に贅沢な悩みがでてしまいました。

こから先はじっくり考えてから書かなければならないと思っています。


2006年02月05日

『はてな』に入ってみました。

名前と何となくの概要は知っていましたが、今まで使っていなかった『はてな』に登録して利用させて頂くことにしました。

ASCII(2006-02月号)を買い、『ネット系「無償ツールサービス&ソフト」のパワー』という特集記事を読んで興味を持ったからです。

とりあえず、はてなアンテナとはてなブックマークを利用し始めています。
仲間内では既に使われている方が何名かおられますので、私は後発組です。
今までこのような無償サービスは使わないようにしてきたのですが、(Livedoorは現在、物議を醸し出してはいるものの)既にLivedoorでブログサービスも利用していますから、「『Yahoo』や『Google』、『はてな』など名前の知れたところならば安心して使っても構わないだろう」と考え方を変えました。

ソーシャルブックマークと呼ばれる分類に入る『はてなブックマーク』は、いろいろな人のブックマークを共有し、密度の濃いブックマークを使えるようなので便利だと思いました。
まだ、自分のブックマークは公開していませんが、内容が充実してきたら公開設定にしようと思っています。

#『はてな』や『i-now』で『情報科 MT』と共に検索した
 ところ、『ネットで教科「情報」』の田中先生( )を
 筆頭に何名かの先生が『はてな』や『i-now』を使われてい
 ることが分かりました。

 各先生方のブログで紹介記事を投稿されたときには、記事を
 読んだだけでしたが、便利さを実感するばかりです。

 「t_fukuharaさんが師匠と仰ぐだけのことはあるなぁ」と
 再度感心している私です。

#今回のASCII(2006-02月号)は『間違いなく、買いだな!』
 と思いました。



2006年02月04日

『祖国とは国語』を読了!!

先日の投稿にも書いたお茶の水女子大学教授の藤原 正彦先生が書かれた本である。





数学の教授であるがエッセイなどを書き、評判がよい方である。
「日本はいま危機の状態にある」と日本の状態を憂い、真剣に日本の将来を考えておられる方である。
数学者なのに「日本の社会を根本から立て直すためには小学校の国語教育を徹底的に充実させる必要がある」と主張されている。

文中に書かれている

  『情報を伝達するうえで、読む、書く、話す、聞くが最重
   要なのは論を俟(ま)たない。これが確立されずして、
   他教科の学習はままならない』

ということは、私も含めて多くの方が感じられていることだとは思うが、国語教育の教授(権威という意味)ではなく、数学者がこのように明確に表現されたことに大きな意味があると思う。

  『一に国語、二に国語、三四がなくて、五に算数、あとは
   十以下なのである』

と本文中にある。

他教科の一つに含まれる『情報科教員』としては複雑な心境であり、少々、強烈な印象も受けるが、前回も書いたように大筋で賛成である。

偉そうなことがいえるほど私も能力があるわけではないが、そのような私からみても、『全く同感である』と感じるのは、今の生徒たちの国語力が低下しているせいであると理解することにした。

この本で唯一、同意できないところがあるとすれば

  『世はIT時代で、インターネットを過大評価する向きも多
   いが、インターネットには切れ切れの情報、本でいえば
   題名や目次や索引を見せる程度のものである。ビジネス
   には必要としても、教養とは無関係のものである。』

という部分くらいである。

この辺の感覚・意識は、やはり、年齢のなせるものと思った。

『情報科教員』としては、『インターネットにある情報は玉石混淆しており、価値の低い情報も多く存在するが非常に価値のある情報も多く存在している。
それを探すことさえできれば、非常に価値の高い文書ですら、(ある意味では無償で、しかも)簡単に読むことができる』ということを知っている。
紙媒体の情報ならば如何に価値が高い情報であっても、それを持っている人しか読むことはできない。
このように価値ある情報に対して、必要なときに必要な人が、誰でも触れることができるという点がインターネットの凄いところであり、評価されるべき点だと私は理解している(対価を払ってインターネット上の情報を入手するということも考えられるが、課金の問題はここでは考えないとする)。

ビジネスに役立ちことは勿論、教養を高めることにも役立てられると明言できる。
問題は、それらのものを多くの情報の中から探せるかどうかということに掛かっているのだと思う。
そして、勿論、それをしっかり読むことも重要であるということはいうまでもない。

話は変わるが、何故この藤原先生が数学の教授であるにも拘わらず、国語教育の徹底を訴えてきたのかが不思議であったけれど、この本を読んで謎が解決した。
藤原先生は「孤高の人」などの著作で知られる、あの大作家『新田次郎氏』のご子息(こう表現してみたものの、私よりも15年も前に生まれた方であり、大学の教授として大活躍されている大先輩にあたる方である)であるということをこの本で知った。

『国語教育絶対論』と『満州再訪記』は格調高い教育論とエッセイ(紀行文とも分類できるか?)である。
しかし、その間に挟まれた『いじわるにも程がある』というエッセイ部分は両者と比較すると異質で、『ダイハッケン(大発見:漢字は筆者の書き加えた注釈)』の話にしても、『右目の落涙』の話にして、少々下世話な話ではあるが、ユニークでユーモラスな一家の会話が書かれている。
下世話なものもあるが、その話自体はかなり高等でレベルが高いところが驚きに値する。

藤原先生とそのご子息の発見することがら(自然現象)にたいする素朴な疑問(話題)はある意味で理科的な現象が多いように見受けられたが、理数系の先生が上手く答えらいないところも何ともいえず微笑ましく思った。

#1回2日間で2回読んでみた。

2006年02月03日

Linuxに関して

t_fukuharaさんのところでLinux関係の話題が提供されました。

私はLinuxに関して、Turbo Linux->Debian GNU/Linux->Vine Linuxと移り変わり、現在に至っています。

Turbo Linuxは古くからLinuxをされている方は敬遠する傾向があるように思いますが、私はこれから始めたこともあり、非常に使いやすい、いいデステリビューションだと思っています。

しかし、RedHatのrpm提供停止、有償サポート化に伴って、多くの他のデストリビューションも無償のrpm提供が終わってしまいました。

その関係で他のデストリビューションを検討せざるを得なくなり、Debian GNU/Linux(とVine Linux)を少しいじってみました。
我が家のハードディスクドライブはカートリッジタイプなので、2つのドライブにそれぞれDebian GNU/LinuxとVine Linuxをインストールしてみて使いやすそうだったものを選んだ次第です。

Vine Linuxはマニュアル類の日本語化も進んでいますし、Debian GNU/Linuxと同じ、apt-getコマンドも使えます。
私はSynapticパッケージマネージャというapt-getのフロントエンドにあたるGUIを使っています。
GUIとCUIの切り分け(どちらを使うべきか)については既に小原先生が触れている通りかと思います。

インターネット系サーバ(WebサーバやFTPサーバ、メールサーバなど)を業者さんに依頼するとCUIで運用することを進められ、実際そうなります。
あとはリモート(同一LAN内の別クライアントという意味)でHDE Controllerなどのツールを使ってブラウザ上からGUIで運用するという手もあります(但し、残念ながらDebian GNU/Linuxは非対応だったと思いますが・・・)。

Windowsを長らく使ってきて既にGUIに慣れきってしまった者(私です)にとってCUIは面倒なインターフェイスなので、やむを得ない場合を除いて、私は極力GUIを使っています(但し、LAN内のクライアント的使い方のマシンです)。

自宅でとりあえず使ってみるということならば、CUIに拘らなくてもよいのではないかと思います。
情報科教員としては、「近い将来、Linuxを教育に使っていきたい」とは常々考えています。
一緒に勉強しましょう。

2006年02月02日

Directory sread (sector 0x13) failedというエラー

かつて投稿した『学内のみで利用することを考えているXoopsサイト』を置いているサーバにて『Directory sread (sector 0x13) failed』というエラーがでました(エラーが表示されたのは2月1日)。

始めて見たエラーメッセージだったので少し調べてみました。
その結果は、『何らかのハードウェアが壊れたか、認識できないときに表示されるエラー』のようです。

つい最近、フロッピーディスクに書き込み後にアンマウントしたのですが、何故かアンマウントできず、やむを得ず強制的にメディアを取ってしまいました。

心当たりといえばこれだけです。

まだ、実稼働はしていないサーバなので再起動してみたところ、エラーは表示されなくなりました。

今日はこの事実だけメモしておこうと思います。

2006年02月01日

PHPサイバーテロの技法〜攻撃と防御の手法〜を購入

PHPサイバーテロの技法〜攻撃と防御の手法〜という本を購入しました。





私には高等すぎて『積ん読』に終わりそうですが、細々と眺めてみようとは思っています。
昨日インストールした『Xoops Protector』の開発者であるGIJOE氏の著作です。


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杉並区にある文化女子大学附属杉並中学校・高等学校で情報科教員をしていた津久井 大(まさる)と申します。
2019年3月に定年後、1年間雇用延長で働き、2020年4月から完全にリタイアしました。

従って正確には『元・情報科教員MTのBlog』ということになりますが、タイトルはこのままにしてあります。

元々は理科教員で、暫く理科と情報科の兼任をしていましたが、教育制度に則った情報科ができた2003年に情報科のみを教えることになりました。
my_twitter
@mtsinfodl