2007年12月

2007年12月28日

Always 続・三丁目の夕日、再び

『Always 続・三丁目の夕日』を再び観に行った。
場所は前回と同じく、ユナイテッドシネマ。
前回は妻と二人で出掛けていたったのだが、今回は息子もいて、3人で観たわけである。
大まかなストーリーは前回で頭に入っているのだけれど、やっぱりいい。
何といっても泣けるし、クライマックスにはホッとする。

ラストの夕日のシーンもよいけれど、やはり、最高なのは次のところだと私は思う。
つまり、茶川竜之介が文芸雑誌「純青」に投稿した作品、「踊り子」を古行淳之介の実の親でもあり、会社社長でもある川渕康成氏が読んで自分の子を引き取ることなく去っていく場面である。
それまでは茶川のこと、茶川の作品のことを強くけなしていた川渕だったが、鈴木オートに「お前は読んだことがあるのか」、「オレは読んだ」、「読んでもいないのにけなすんじゃねぇ」といわれて、川渕が読んだ後のシーンである。

芥川賞こそ取れなかったものの、三丁目のメンバーがほとんど全員読んでおり、それぞれに感動し、涙した作品なのである。
お金で何でも解決できると考えている川渕が、「お金よりも大切なものがあるんだ」といわれて去っていくところが、今回も強くジーンときた。

石崎ヒロミが買えなかった「純青」だったが、ヒロミが東京を去るときに踊り子仲間の梅子が「餞別だよ。電車の中は退屈だろうから」と手渡すシーンも素敵だ。
ヒロミたちの会話に批判的で冷めた言葉を返していた梅子だったが、やはり、暖かい人だったのだとホッとするシーンだ。

どのシーンも、本当に素晴らしい。

茶川役を演じた吉岡秀隆氏は前作を13回観たそうだ。
私は当然彼には及ばないけれど、そっと2回観て満足をした。

**おまけ**
2回観たおかげで、私のブログに貼り付けている『日めくりカレンダー』が、映画の中でどこにあったのかが分かった。
鈴木オートの部屋でしたね。


2007年12月27日

VistaもVineも動いているのだけれど

新たに組みなおして作成したVistaマシンは問題なく動いている。
この投稿も、Vistaマシンから書いている。
また、Vistaマシンを作った影響でハードディスクの移動を余儀なくされたVine Linuxも問題なく動作している。

情報科教員仲間ののしろさんから以前に教えていただいていたように、WindowsとLinuxを比較すると移植性というか、別のマシンにハードディスクを載せかえる場合には、圧倒的にLinuxの方が簡単なことが今回の件でよく分かった。

マシンの構成が同じような場合には、Linuxの場合には、ほとんどそのままで正常動作した。
Xの設定ファイルを少し変更した程度で、こちらはすんなり完了である。

新しく組み上げたCore2Duoマシン(E67502.66GHz)にも一時的にVine Linuxがインストールされたハードディスクを繋いでみたが、グラフィックボードが新しすぎで少々難があったものの、これも問題なく動作した。

さて、今日の話題は今まで使っていたWindows2000マシンである。

これにはシリアルATAの120GBが載っていた。
私が始めて使ったシリアルATAのハードディスクである。
この中身をE-IDEの320GBにコピーして使おうと思ったらどうもうまくない。
認識しない。
Vistaマシンにふたつのハードディスクを繋いで、隠しファイルの設定を解除し、システム関係のファイルも見えるようにして、全部のファイルをコピーしたつもりだったがうまくなかったようだ。
FIXMBRなども試みたがどうもだめである。

もともとのシリアルATAのハードディスクはフォーマットしていないので、最悪の場合にはこれを元のように繋げば何とかなりそうだ。
しかし、ここまでやったら引越しを完了させてからいろいろな作業をしたいと思う。


#情報科教員MTのつぶやき・・・
 一番の問題は年賀状印刷処理。
 今年は比較的早めに休みに入り、年末までぎりぎりの仕事は
 しなかったけれど、年賀状作成ができず仕舞いである。
 少々厳しいところに追い込まれてしまった。

 この記事は実質、2007-12-28に書いたものである。




2007年12月26日

五木寛之氏の『私訳 歎異抄』を購入!!

書店で五木寛之氏の私訳 歎異抄を見つけた。
あまり、読んだことはないのだけれど、最近何となく気になっている作家である。
70数ページなので立ち読みをしていたら、何となく読み終わってしまった(古文ではこうはいかないだろうけれど、五木氏の私訳、現代文になっているので読むだけは読める)。
もちろん、字面だけを追っただけであり、わかったというわけではないのだけれど1回は読んだということにはなる。
本屋さんにも五木寛之氏にも申し訳ないので、その書店で購入することにした。



歎異抄は親鸞が書いたものではなく、弟子の唯円が「親鸞様はこのように仰いました」ということで、親鸞の言葉、考え方を述べたものである。

蓮如のイメージがあるので誤解していたところがあったけれど、親鸞そのものは「争うことなかれ」と語っていることに興味を覚えた。
余り多くのことを書けないので、これで終わりにしておく(歴史上の人物ということで敬称は書かないことにした)。

同じ書店で、次の本も気になり、ついつい購入することにした。

 人生の教科書 情報の編集力をつける国語



2007年12月25日

Xmedia本大安売り(エクスメディア倒産)

今日、近所の書店にふらっと出掛けた。

書店の中をぶらぶらしているうちに、何気なくワゴンの存在に気付く。
エクスメディア(Xmedia)の本が半額セールをしていた。
ワゴンの説明が気によると、どうやら倒産してしまったらしい。
店員さんに確認してみると返品が効かないので半額セールにしていること、そして、(ウリのひとつであった)エクスメディアのサポートは受けられないことなどの説明を受けた。
エクスメディアの本はよく購入し、一太郎(WORDは別会社の本を購入)やEXCEL、POWERPOINTなどの勉強に大いに利用させていただいた。
巷の様子を見ても、『超図解』シリーズは『できる』シリーズとシェアを二分していたように思う。
そのエクスメディアが倒産したということに驚いた。

世の中、1年後はどうなっているか判かったものではない。

丁度、Office2007の解説本を欲しいと思っていたところなので、その辺の本を中心に約5000円分購入してきた。









かつてお世話になって出版社なので、少しでも多くの本を買って帰ろうと思った。

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これとは関係なしにもう一冊、ソフトウェアデザインを購入した。


『Unix/Linuxサーバ ログ攻略の極意』という特集なのだが、少しでもログが読めるようになればよいと願っている。

これだけ買って5000円くらいだった。

一応、アマゾンのリンクを張ってみたのだけれど、ここは価格が変わっていないことがわかる。
いい加減なことは書けないので、この記事を書く前に一度ネット上を調べてみたけれど、別の書店でも半額で売っているところがあるみたいである。

エクスメディアの倒産は、個人的には実に残念なことである。


2007年12月24日

Windows Vista Ultimate購入!!

本日、秋葉原の九十九電機にて、Windows Vista Ultimateを購入した。

1週間前の12月15日に新宿のヨドバシカメラにていくつかのパーツを購入して準備をしていたのだが、今日は息子と一緒に、新宿と秋葉原のヨドバシカメラ、そして九十九電機にいってきた。
新宿でハードディスクを買い、その後、ツクモにてWindows Vista Ultimateを購入した訳である。

既にパソコンはほぼ組み立て済みだったので、今日は主にWindows Vista Ultimateのインストールのみを行った。

詳細はまた後で追加しようと思う。

#情報科教員MTのつぶやき・・・
 今日はクリスマスイブなので、自分で自分にクリスマス
 プレゼントをしたっていう感じである。

 久しぶりに結構お金を使ってしまった。

2007年12月23日

Licorice Allsorts

Licorice Allsortsというお菓子(キャンディ?)に息子がはまっているらしい。

オーストラリアから帰国するときに、現地で買ったものを日本に持ってきた。
先日、妻が食べ、私に勧めた。

大体こういうときには、何かある。

結末はある程度予測できるが、ひとついただくことにした。

思わず、にんまり。

私の口には余り合わない。

ほのかに甘いのだけれど、独特のフレーバーが何ともいえない。
ちょっと検索したところ、甘草飴だということがわかった。
独特の香りは甘草の香りだったのだ。
カラフルな素材が何層かになっている。
オーストラリア気分を味わいたい方は探してみよう。

映像でLicorice Allsortsを確かめたい方は以下のリンクをどうぞ(画像を販売しているサイトのようなので、画像を利用したいという方は取り扱いに注意して下さい)。

 http://www.shutterstock.jp/cat.mhtml?searchterm=Licorice+Allsorts&forward=1

と、この投稿を書いている横で、息子はご機嫌な顔でむしゃむしゃLicorice Allsortsを食べている。



2007年12月22日

ゆびっぱ

息子がお世話になっているホームステイ先のホストマザーが、「ゆぴっぱ」にこっているという。

ゆびっぱとはこれである。







日本では5本指靴下が流行っているけれど、オーストラリアのホストマザーのマイブームでは「ゆびっぱ」らしい。

日頃お世話になっているホストマザーなので、息子はお土産に買っていきたいとのこと。

水色の「ゆびっぱ」は持っているようなので、ピンクとブラウンの「ゆびっぱ」を買うことにした。
私が見た感じでも、履き心地がよさそうである。



2007年12月15日

自作パソコンのパーツ購入!!

仕事帰りに新宿のヨドバシカメラに寄ってきた。

Windows Vistaが動くパソコンを作ろうと思い、パーツを買って帰ろうと思ってのことである。
一から組み上げるというわけではなくパーツの入れ替えなのだが、ほとんど全取っ替えの感がある。
今日購入したパーツは次の通り。

M/B GA-P35-DS3R(Rev2.0) ギガバイト
CPU Core 2 Duo E6750)  インテル
メモリ D2/667-2GX2     メルコ
電源 Gouriki-P-550A サイズ
Gボード GF-8500GT-E512H/HS 玄人志向

HDD WD5000AAKS-Y ウェスタンデジタル(2007-12-24ポイントにて購入)


しめて、実質8万円ちょっと掛かった。
今、使っているパーツに不満もないので、Vistaを使わなくてよければ(情報科教員ではなく自分が好きなOSを使うだけでよければ)敢えてパーツを新しく換える必要もないのだけれど、私の立場上やむを得ない。

まだ、Vistaも買っていないので、今日はこれだけ。
取りあえず、Vine Linuxの入っているハードディスクを明日にでも繋いでみようと思う。



2007年12月12日

マリーアントワネット

息子がマリーアントワネットに興味を持ったとのこと。
映画の原作本。



取りあえず、アマゾンで購入することにした。

読むのは私ではなく、息子である。



2007年12月11日

『新聞記者 疋田桂一郎とその仕事』を購入!!

『新聞記者 疋田桂一郎とその仕事』という本を購入することにした。

 新聞記者 疋田桂一郎とその仕事

今日、近所の本屋で、この本を発見した。
つい最近、発行された本だ。

朝日新聞社の記者であった疋田桂一郎氏の記事を中心に紹介されている本だ。

疋田桂一郎氏は朝日新聞社にあっては伝説の記者というイメージの方で、辰濃和男氏の『文章の書き方』でも紹介されていたと思う。
私が疋田桂一郎氏を知ったのは、『情報のさばき方』だっただろうか。

この本の編者の一人は『情報のさばき方』の外岡秀俊氏である。
外岡氏は『情報のさばき方』を書いたときには、ジェネラルエディタという立場であったが、今回の『新聞記者 疋田桂一郎とその仕事』の編者紹介には元ジェネラルエディタと書かれてあった。
時の流れは速いと思った。

いずれにしても、多くの方が絶賛している疋田桂一郎氏なので、是非とも買ってみようと思う。


世界一やさしい問題解決の授業

昨日、近くの本屋にて『世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく』という本を発見した。

 世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく

アマゾンの中身検索で数ページは立ち読みができる。

学校では教えてくれないとキャッチフレーズは書いてあるものの、中高生向きとも書かれているわけで、われわれ、情報科教員が活用すべき本ではないかと思った。

ということで、これを買うつもりである。


2007年12月10日

風邪気味

昨日あたりから何となく調子が悪かったのだけれど、どうやら風邪を引いたみたい。
早く休むとしよう。

ここから成績処理で忙しくなってくるので、大事をとることにする。


2007年12月09日

『オリヲン座からの招待状』を読了。

今年の11月3日に公開され、話題になった『オリヲン座からの招待状』を読んだ。
原作者は、有名な浅田次郎氏である。
残念ながら映画はまだ観に行っていない。
ということで、今日は本のお話。
原作本の方を読んでのイメージや思ったことなどを書いてみたい。

映画『オリヲン座からの招待状』では、仙波トヨ(宮沢りえ・中原ひとみ)と仙波留吉(加瀬亮・原田芳雄)が主人公のようだけれど、原作の方を読んだ限りでは別のイメージだ。

小さい頃、オリヲン座で映画を観て、よく遊んだ少年と少女が主人公のように思えてくる。
二人の名は三好祐次と、その妻・良枝である。
幼なじみ同士で結婚して、高校生の男の子が一人いる夫婦である。
妻・良枝は埼玉の東所沢に住んでいる。
最初に購入した自宅で、最初は皆でここに住んでいた。
そして、三好祐次は都内のマンションに独りで住んでいる。
自分の勤務している建設会社が建てたマンションで、自宅を持っているにも拘わらず、投機目的にこの都心のマンションを購入したところあたりから家庭の崩壊が始まる。
いわゆる別居状態だ。
この夫婦のところに『オリヲン座』からの招待状が届くところから、物語が始まる。

前述したように、この二人、離婚はしていないものの、崩壊寸前の二人であった。
そんな二人が『オリヲン座』からの招待状を受け、仙波留吉が流す最後の映画を観ることによって新たな一歩を踏み出すまでが描かれている。
わずか34ページの短編であり、結論は描かれていない。
この新たな一歩が、文字通り、真の意味での『新たな一歩』になってしまうのか、そうではない、やり直しとしての『新たな一歩』となるのかは読者次第。
私としてはハッピーエンドとしての後者をイメージした。
そうでなければ悲しすぎる。

エントリのタイトルは「『オリヲン座からの招待状』を読了。」と書いたが、実はこの作品は『鉄道員(ぽっぽや)』の最終編である。
数年前に映画化されて大ヒットした『鉄道員(ぽっぽや)』の原作本に含まれている。



鉄道員(ぽっぽや)
ラブレター
悪魔
角筈にて
伽羅
うらぼんえ
ろくでなしのサンタ
オリヲン座からの招待状


の8編からなる短編集である。

#情報科教員MTの読書記録・・・
 昨日、『鉄道員(ぽっぽや)』が急に読みたくなって、中村橋の
 BookMartにて購入した。
 中をみて、『オリヲン座からの招待状』を発見し、これは読まず
 にはいられないと思った。
 ということで、本日、『オリヲン座からの招待状』、『鉄道員(
 ぽっぽや)』の順で2編を読み終えた。


2007年12月08日

『古本でお散歩』を読了。

古本は中央線に乗ってという章をみて、ついつい買ってしまった本だ。
作者は岡崎武志氏で、「読書の腕前」からの繋がりで買ったものである。

 古本でお散歩

私が行ったことがある古本屋さんを列挙してみよう。
阿佐ヶ谷駅南口正面に古本屋さんが一軒ある。名前は覚えていない。
身近なところだけれど、一、二度しか行ったことはない。
北口から奥に入ったところにある河北病院近辺にある「川村」と「穂高」というお店は、かなり前に一度だけ行った。
阿佐ヶ谷北一丁目にある「ゆたか書房」はしばしばいくところ。
阿佐ヶ谷駅から「ゆたか書房」に行くまでの少し手前にあるのが「銀星舎」である。
この『古本でお散歩』には、残念ながら「銀星舎」は紹介されていない。
『古本でお散歩』が発行されたのが2001年7月7日なので、このときには「銀星舎」はなかったのだろう。
「銀星舎」は非常に綺麗なお店であり、店内にはジャズが流れていて雰囲気がとてもよい古本屋さんである。
阿佐ヶ谷では「銀星舎」と「ゆたか書房」が私のお気に入りである。
自分がよく行く古本屋さんが、この本の中で紹介されているところが何とも不思議な感覚である。

高円寺は都丸書店というところにちょっと入ったくらいだろう。
荻窪では「岩森書店」と「ささま書店」。
よく行くとはいえないけれど、過去に何度か行ったことはある。
ときどき、本も買ったことがある。
阿佐ヶ谷と荻窪の古本屋さんは、本当になじみ深い。
西荻や吉祥寺になってしまうと私は全く分からない。
これを機会に足を伸ばすかも知れない。

本の内容では、かまやつひろしさんが古本好きだということを知ったのと、そこに書かれていた「我が良き友よ」はシングルを持っていた。
また、ここで紹介されていた本も買ったことを思い出した。
いろいろな変わった内容の古本も紹介されているが、「百人百癖」なんていうものも面白そうだ。
とても全部は書けないので、こんなところで終わりにする。

何といっても面白い本であった。

ふと思い出し、是非追加したいことをひとつ(**2007-12-10追記**)。

最後の方に紹介されていた、軽井沢の「りんどう文庫」。
軽井沢には何度も遊びにいったが、駅前の通りを旧軽のほうに向かってまっすぐに行った左側に
ある凄まじい古本屋さんである。
この「りんどう文庫」にも毎回行った。
私の知っている地方の古本屋さんが紹介されていて、思わずにんまりした。

さて、この部分を追記するにあたって驚いてたことがある。

懐かしい「りんどう文庫」は小諸に移転しており、私が知っているあの場所は更地になってしまったとのこと。
何とも残念である。

以下はその情報が紹介されているページへのリンクである。

古本屋「りんどう文庫」移転?

古書りんどう文庫

非常にビックリした。


2007年12月06日

息子が帰ってきた

昨日の記事に書かなければならないことだったのだけれど、今日になってしまった。
長いこと『はまっていた問題』が解決ができたのが嬉しくて、ついつい、『Windows Updateネタ』を書いてしまったのである。

そして、今日の話題は家族ネタ。

オーストラリアで勉強している息子が昨日の午後10時過ぎに帰ってきたというものである。
最初に行くときには家族みんなで見送りに行ったけれど、既にそれは必要なくなった。
何事もなかったように戻ってきた。
何はともあれ無事に戻ってこられたことにホッとする。
Artが好きで、CGなどに興味を持ってきたようなので、前回のプ会で訪れたデジタルハリウッド大学のパンフレットを手渡して「ここで勉強するのも楽しそうだよ」と一声添えておいた。
本当のところは、息子よりも私の方がここで勉強してみたいというところが本音なのかも知れない。
息子には、これをきっかけにいろいろの大学を見学してくるとよいと思う。

高校1年生の課程を終え、来年1月からは高校2年生(11年生)だ。
今年の高校1年生(10年生)までは、オーストラリアでは義務教育である。
来年からは、より勉強が難しくなるとのこと。

頑張って、あと2年間を有効に過ごし、今後の飛躍を期待している。

#情報科教員MTのつぶやき・・・・
 今日は家族ネタなので、カテゴリは『他愛のないこと』にしておこう。


2007年12月05日

やっと解決−XPアップデートできない問題−

夏に行った、オーストラリア旅行で使うためにノートパソコンを買った話は以前に書いた。

OSはWin2000だったけれど、当時は問題なくWindows Updateができた。
これをアップグレードしてXPに変えた。
そして、Microsoft Updateに変えたあたりから、何だか雲行きが怪しくなった。
アップデートができない。

ダウンロードしてきたファイルを実行してインストールすることはできたが、いろいろともがいているうちにそれすらできなくなった。
アップデートが完全にできなくなってしまった。

それで何ともできなくなって困っていたが、やっと対応策が発表されたことを知った。
私がこの情報を知ったのは、発表後2ヶ月くらいたった今日である。

Windows XP インストールを修復した後、Windows Update、Microsoft Update、または自動更新で更新プログラムが正常にインストールされない

MS、「XPアップデート不能」問題の解決法を発表

MSの「こっそりアップデート」でXP修復に問題発生

私のところの不具合は、全くこれだったようで、ピッタリ解決した。
記事を読んでみると釈然としないわけだが、とりあえず問題が解決したので、やっと生きた心地がしてきた。



2007年12月01日

視覚障害体験実習

「目が見えないということはどういうことか」という実習をしてみました。

前回の総合的な学習の時間で、視覚障害者の方のお話をお聞きしたというお話を書きました。
そして、今回の投稿はその続編にあたるものです。
視覚障害者の話を受けて、今回は「目が見えないということはどういうことか」と題して、視覚障害者になったつもりで体験学習をして貰いました(対象生徒は中学1年生)。

総合的な学習の時間は主に担任が担当していますが、今回は担任が出張だったので、副担任である私が1時間、この部分を担当することになったのです。

ここのところ実習は、例年、トラストウォークという活動をしています。
よく知られたもので、視覚障害の体験をする生徒はアイマスクをつけて学内を歩き回るものです。
とはいうものの、いきなり一人で歩き回れるわけもないので、介助役の生徒とペアで歩くという活動です。

前回、お世話になった視覚障害者の方との話の中で、「中学1年生にトラストウォークをさせるのは、余りお薦めしない」というアドバイスを私たちは受けています。
中学1年生にいきなり1時間程度暗闇の中を歩かせて、恐怖体験をさせたくないという理由だそうです。
それを受けて、われわれ中学1年生のスタッフが考えたのが、今回の実習内容です。

前置きが長くなりましたが、行った実習は次のようなものです。

生徒に目をつぶって貰い、あるものに関して私が説明をして、そのものをイメージを生徒達個人個人が考えるというものです。

最初はデモンストレーション。
こんな感じて行うということの紹介です。

「あるものをイメージして下さい」
「これからそのものに関する説明をしていきます」
「白い円筒形(茶筒のような形)のものです」
「これは商品なので、円筒形の上面(円形部分)と下面(円形部分)以外の側面部分にはラベルが貼ってあります」
「ラベルにはオレンジ色、黄色、緑色、黄緑色などで書かれています(色は分からないかも知れませんし、商品によってデザインは違うでしょうが・・・)。黄緑色の部分は円形で商品名が書かれています」

「上面はフタになっていて、フタは円形です。ただ全くの円形ではなく円の左右は切り取られています」
「フタはパカパカと開けたり閉めたりできて、フタを開けるとロウソクの様な形になります」
「ロウソクの芯にあたる部分は、紙か布のような素材でできています」
「これのにおいはオレンジのにおいがしています」

こういう感じで説明をして、もののイメージを膨らませて行きました。

さて、どこの段階でこの物体のことを分かったでしょうか。

実は、これは「ウェット(クリーニング)ティッシュ」です。
OA用のウェットティッシュですね。

さて、実際に行った問題は次の4つ(5つ)でした。

1.キンシコウ(金絲猴)
2.トップモデル2名(ファッション雑誌「装苑」から)
3.インド人2名(インドのヨギ(ヨガの行者)のようなイメージ)
4.ポインセチア
5.ナポレオンパイ

私は5つめは時間切れでできませんでした。

最後の5分くらいで、今日の授業のまとめとして、授業を受けての感想や視覚障害者の方に説明するには

どうしたらよいかなどを書いて貰いました。

授業中は随分賑やかに、さりとて真面目に時間が過ぎていきました。

一般的に

1.あるもののイメージを言葉で説明されてもなかなか
  ピッタリと同じイメージをすることは極めて難しい
2.視覚障害者の方に説明をすることの難しさを体感した
3.できるだけ分かりやすく説明できるようになりたい

という感じの感想が多かったように思います。

情報科教員にとっても、大変有益な1時間が過ごせたと思います。



will_pwr at 23:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)情報教育 
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MT
杉並区にある文化女子大学附属杉並中学校・高等学校で情報科教員をしていた津久井 大(まさる)と申します。
2019年3月に定年後、1年間雇用延長で働き、2020年4月から完全にリタイアしました。

従って正確には『元・情報科教員MTのBlog』ということになりますが、タイトルはこのままにしてあります。

元々は理科教員で、暫く理科と情報科の兼任をしていましたが、教育制度に則った情報科ができた2003年に情報科のみを教えることになりました。
my_twitter
@mtsinfodl